プレスリリース
2025-06-13

トラックオーコクとenstem、協業開始

商用車専門オンラインプラットフォーム「トラック王国」を運営する株式会社トラックオーコク(本社:東京都渋谷区、代表取締役:津島一夫)と、作業者・ドライバー向けの体調可視化SaaS「MAMORINU」「Nobi for Driver」を展開する株式会社enstem(本社:東京都中央区、代表取締役:山本寛大)は、物流・建設業界における体調起因の事故・ロスの削減と、業界横断での安全・雇用支援を目的とした協業を開始しました。

■背景

物流業界ではドライバーの過労や熱中症による事故が増加傾向にあり、建設業界でも同様に、体調不良による転倒・判断ミス・生産性低下が現場の大きな課題です。

enstemは、スマートウォッチを用いて個人の体調・行動をリアルタイムに可視化し、事故予兆を検知する「MAMORINU(作業員向け)」と「Nobi for Driver(ドライバー向け)」を展開し、既に多くの製造・建設・運送現場で導入が進んでいます。

一方、物流・建設会社との接点を持ち続けてきたトラックオーコクでは、ドライバー起点の課題解決や転職支援、車両運用改善に取り組んできました。今回の協業により、“体調可視化 × 現場ネットワーク × メディア発信力”を融合し、業界にまたがる安全・健康インフラの構築を加速させます。

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■今後の展開

① トラック王国 × MAMORINU・Nobi for Driverの導入支援

 トラック王国の法人顧客(車両を保有する建設業・運送業)に対し、作業員・ドライバーの両側面での体調可視化サービスの導入を提案し、健康起因リスクの削減と人材定着に貢献します。

② 両サービスの事例・活用ノウハウをコンテンツ化し発信

 トラック王国のWebメディア『トラック王国ジャーナル』上で、「MAMORINU」「Nobi for Driver」導入企業のインタビュー記事や、安全教育につながる連載コンテンツを掲載予定です。

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■代表者コメント

・株式会社enstem 代表取締役 山本寛大さま コメント

人とモノを動かす現場にこそ、体調変化の兆しを捉えた安全設計が求められています。ドライバーにも作業員にも、“その日使う人”に合ったリスク検知ができるよう、「MAMORINU」と「Nobi for Driver」の両輪を活かし、トラックオーコク様と共に現場の未来を支えていけたらと考えています。

・株式会社トラックオーコク 代表取締役 津島一夫 コメント

enstem様との協業により、物流・建設業界の現場に寄り添ったソリューションをさらに強化し、ドライバーや作業員の皆さんが安心して働ける社会づくりに貢献してまいります。